今回は電池の切れるのが早い？
「
電池交換をして前回は2年持ったのに、今回は1年で止まってしまった。」こんなお客様がちょくちょく見えます。
電圧を測定してみると、低くなっています。
何年もお使いの腕時計によく見られます。
�―甞衞�の劣化で、歯車の動きが悪くなって消費電流が上がって、電力をたくさん使用するために電池の寿命が短くなります。
�▲乾澆�入って、それがムーブメント内部に入りこんで動きを悪くして消費電流が上がって、電池の寿命が短くなります。
��ケース裏蓋パッキンの老化で水分が浸入して部品のさびが発生して、動きを悪くして消費電流が上がって、電池の寿命が短くなります。
竜頭の内側にもパッキンが入っています。そのパッキンの老化で竜芯に錆が発生する場合もよくあります。
このまま状態での電池交換はやっぱり同じ様に電池寿命は短くなります。もっと短くなるかもしれません。
最悪、止まるかもしれません。
結局はオーバーホール（分解掃除）必要です。
こんなお客様もちょくちょくあります。
電池が今回は1年しか持たなかったから電池が悪かったのでないの？
裏蓋を開けて電池交換の日付を確認すると、2年前に交換していました。
お客様の勘違いです。人の記憶は？
2年しか持たないから、めんどくさいからもっと長持ちする電池に交換してください。
残念ながら同じ電池しか交換できません。
電池の寿命は、時計の消費電力で寿命が決まります。
