腕時計電池交換に来られるお客様で「寿命の長いアルカリ電池に変えてください。」とおっしゃられる方がたまにあります。
残念ながら、入っていたのと同じ規格、種類の電池しか入れられません。
腕時計電池は、酸化銀電池、リチュウム電池が使われます。
電池寿命はムーブメントの消費電流で寿命が違ってきます。
機種によって2年〜10年のモデルがあります。
ソーラー電池を使った腕時計も多く発売されています。
充電池が使用されていて、一次電池の様に定期的な交換は必要はありませんが充電池の交換は必要です。
充電池の交換時期は、充電しても使用出来る時間が短くなったら充電池の交換時期です。
何回か電池交換して、電池の切れるのが早くなった場合は、汚れ、油切れが原因と思われます。
分解掃除をお勧めします。分解掃除後は初期の電池寿命に戻ります。
腕時計に使用される電池
酸化銀電池 1.55V 代表的な電池 SR621SW /SR621W
Wは、時計用の意味です。
後ろがSW/Wで違いがありますが、使用される腕時計のタイプが違います。
SWは軽い負荷用でアナログ時計に使います。
Wは、アラーム、ライト、ストップウオッチ等の機能によって一時的に大きな負荷がかかるデジタル時計に使います。
数字は電池のサイズを表しています。
最初の1・2桁は直径サイズ、後ろの2桁は厚みサイズを表します
SR621SWの正確なサイズは直径6.8x厚さ2.15になります。
小さい電池は、SR416SWです。サイズは直径4.8x厚さ1.65です。
この電池は、女性用腕時計に使われています。
いかに小さな電池が腕時計には使われていることが分かります。
酸化銀電池には、微量の水銀が使われていましたが、環境に配慮して無水銀酸化銀電池が発売されています。
リチュウム電池 3.0V 代表的な電池 CR2016
CASIO G-SHOCK等の多機能腕時計で消費電流が大きい時計に使われます。
数字は電池のサイズを表しています。
最初の2桁は直径サイズ、後ろの2桁は厚みサイズを表します。
CR2016のサイズは、直径20.0X厚さ1.6です。
リチュウム電池は、酸化銀電池より一般的にはかなり大型の電池になります。
一番小さいサイズでCR1216でしょうか。
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