新しい腕時計の電池寿命

ホーム » 腕時計電池交換について » 新しい腕時計の電池寿命

腕時計を販売していて、よく「この腕時計の電池は何年もつの？」と聞かれます。
機種によって電池寿命はそれぞれですが、その時計に組み込まれている電池は何年もつのかは分かりません。

それぞれの腕時計の電池寿命は、腕時計に電池を組み込んでから年数になります。
工場で腕時計に電池を組み込んでから、問屋→小売店→お客様に渡るまで時間がかなりかかります。
入荷してからすぐに売れるわけではなく、在庫期間もそれぞれあります。
最近は日本メーカーの商品でも海外（中国・タイ）で生産される場合が非常に多く、余分に時間がかかります。

腕時計の取扱説明書には「お買上げ時の電池は検査用のモニター用です。」と記載されています。
又、「お買上げ時の電池は検査用のモニター用ですので、販売価格には含まれません。」とも記載されている場合もあります。
お買上げ時の電池は検査用のモニター用とは、腕時計が工場で生産された時に、機能や、性能をチェックする為に電池を組み込みます。
電池が組み込まれたそのままの状態で出荷され小売店の店頭に並び、販売されます。

そのために、表示されている電池寿命より短い期間で電池切れになる場合があります。
電池交換は保証の対象ではなく、保証期間内の電池交換も原則有料になります。

もし電池が組み込まれずに、店頭にならび販売の時点に電池を組み込んだ場合は、
電池寿命の問題はクリアできますが、防水性の問題、ケースの開閉時トラブルの危険性等で現実的ではありません。
それに、最近は技術者がいない時計販売店や、雑貨店での販売も多いです。