クオーツ腕時計・電波腕時計の竜頭を回してください
最近の腕時計の竜頭を動かす必要があまりなく、竜頭が固まって動かなくなってしまう場合があります。
電池時計は、
クオーツ腕時計の為時間精度は良く時刻修正の竜頭を動かす必要はあまりありません。
電波腕時計にいたっては、受信していればまったく時刻修正、カレンダー修正は必要ありません。
電池交換に持ち込まれた腕時計で、竜頭が固まってまったく引き出せない腕時計がたまにあります。
汚れと竜頭パッキンの変質で固まって竜頭が動かなくなる事があります。
さらに錆も加わることもあります。
使い方をお聞きすると、普段は竜頭を触らないといわれる方が多いです。
この場合は、電池交換は出来ますが時刻が合わせられません。
部品の破損覚悟で、強引に工具で引き出すしか方法がありません。
ほぼ成功しますが、たまに破損してしまうことがあります。
たまに竜頭をくるくると空回してください。
汚れで固まって動かせない竜頭、竜芯には錆も加わっています。
画像の腕時計は、竜頭・竜芯の交換でした。
竜頭、ムーブメントをはずした腕時計ケース、竜頭パイプが汚れています。
きれいに洗浄した腕時計ケース。
竜頭パイプも見違える様にきれいになっています。
ロック付きの竜頭の場合もあります。
ねじ込み式になっています。
そのままでは竜頭は引き出せません。
竜頭を左に回してねじを緩めてロックを解除してから、竜頭を引き出します。
ロックされている場合は、竜頭は右方向には回せません。
ロックさせる場合は時計本体側に押しながら右に回し完全にロックしてください。
締め忘れは水を侵入させてしまいます注意してください。
ロック付きの竜頭は防水腕時計に採用されています。
一般的に大型の竜頭になります。