腕時計メタルバンドのクリーニング腕時計メタルバンドは、毎日の使用で汗や脂がバンドの駒の間に入りこみ汚れが蓄積されてきます。
臭くなったり、かぶれの原因になったりします。 また、シャツの袖口を汚したりします。
軽い汚れは、いらなくなった歯ブラシに中性洗剤を付けてこすれば、汚れは落ちます。
その場合、腕時計本体には水を掛けないように気を付けてください。
それだけで落ちない、永年の使用でこびりついた頑固な汚れは中性洗剤に付け置きすることで、意外に簡単に落ちます。
まずは、少しハードルは高いですが時計からバネ棒を外してメタルバンドを外します。
中留も汚れがこびりついています。
はずしたメタルバンドをボトルに入れます。
当店ではガムのボトルで代用しています。
これが一番使いやすいです。
中性洗剤を50%ぐらいに薄めた液をメタルバンドの半分位浸る位置まで入れます。
ふたを閉めて少し振ってからはしばらく、浸したままにしてください。
それだけでも、汚れが浮いてきて液が黒くなります。
暫くしたら、蓋をしっかり閉めてひたすら振ってください。
液が真っ黒になります。
驚くほど汚れが出てきます。
汚れた液は、捨てて中性洗剤を入れて繰り返してください。
バネ棒も一緒に入れて洗っている場合は、液が汚れてバネ棒が見えません。バネ棒を汚れた液と一緒に流さないで下さい。
頑固な汚れは、数回必要です。
汚れがはがれた感じで、浮いている場合は、駒の間の汚れが残っています。
中性洗剤でもう一度やってください。
汚れが出なければ、中性洗剤を水道で洗い流してください。
駒の間のよごれもとれて綺麗になったメタルバンド
中留の内側もきれいになりました。
時計とメタルバンドの接続部分も汚れがたまります。
ブラシ等できれいにしてください。
メタルバンドを乾燥させて時計にセットしてください。
全体に艶も出てきました。
完成です。
きれいにクリーニングする事で、錆の発生も予防し長期間ご使用いただけます。
ピン等が錆るとピンが折れたりして抜け落ちる事もあります。