腕時計メタルバンド調整 バネ棒方式
腕時計のメタルバンドの調整には、工具が必要です。
工具がないと非常に難しいです。
当店でお買上げの場合は、サイズ調整してお届けいたします。
手首のサイズをお知らせください。
また、解説している工具ではありませんが、
簡易工具を当店では販売しています。
腕時計メタルバンドのサイズ調整をする場合は、外す駒の数が偶数の場合は6時側、12時側均等に振り分けてください。
奇数の場合は、6時側を多くはずしてください。
中留(バックル)のバネ棒をはずして一直線状にしたほうが作業がやりやすいです。
バネ棒で調整する方式の場合、バンド側面に穴が空いているタイプ、穴がないタイプもあります。
画像のモデルは、SHOCK G-STEEL GST-W110D-2AJFです。
この時計の場合は、バックルよりの6時側、12時側一駒のみバンド側面に穴が空いています。
バンド駒裏面には、バネ棒を外すための切り込みがあります。
バンド調整用バネ棒
バネ棒の片側にツバ(矢印の位置)が付いています。(SHOCK G-STEEL 用)
両側にツバが付いているバネ棒もあります。
むしろ両側にツバが付いている方が一般的です。
穴がある場合は、穴から工具を押し込みます。
バンド駒を前後にスライドさせて、バネ棒を外します。
指をあててバネ棒を飛ばさない様にしてください。
穴がない場合は、切り込み口に工具を入れてバネ棒を外します。
ツバ(矢印の位置)に工具を入れて、下に押し込んでバネ棒を短くしてから
駒を前後にスライドさせて外します。
駒をつなぐ場合は、バネ棒を切り込み口の無い方の穴に最初に入れてください。
バネ棒式を採用しているバンドはあまり多くありません。
Cリング方式、割りピン方式が主流です。
板バネ方式もあります。
Cリング方式は、中級品、高級品に多く採用されています。
割りピン方式・板バネ方式は、普及品に多く採用されています。