腕時計メタルバンド三つ折れ式のバックルが外れやすくなった場合の修正方法。
「バンドがすぐに外れてしまうから直してください」とよく来店されます。
これはバックル部分の修正で直ります。
直し方さえわかれば、専用の工具もいらずご自分でも思いのほか簡単に出来ます。
一度チャレンジしてみてください。
腕時計メタルバンド三つ折れ式のバックル
バンドバックルを折りたたむ方向の逆方向にして矢印の方向に力を加えた場合に起きやすいです。
画像の�´↓�の部分にダメージを受けます。
修正方法
画像�´△良�分のプレートのそりが合わなくなっています。そりを合わせてください。
一気にカーブを直さずに、少しづつ修正してください。
工具は必要なく手で十分に修正できます。
��の部分が伸びていますから、ペンチ等で片側づつ挟んで伸びを戻してください。
バックルの止まり具合を確認しながら、一気にやらずに少しづつ戻してください。
修正のコツは、一気にやらずに少しづつやる事です。
また、三つ折れ式のバックルは、サイズ調整もご自分で出来ます。
季節によって少しだけサイズ調整したい場合は、やってみてください。
最大１５ミリ程度の調整が可能です。それ以上はバンド駒での調整が必要です。
バックルを起こさない方（１２時側）のバネ棒を外して移動してください。
バックルを起こす方（６時側）で調整するとバックルをたたんだ時にバックルの6時側が浮き上がってしまい外れやすくなります。
最近多いのサイドプッシュ三つ折れ式の場合は、バックルに部品が組み込まれる為にサイズ調整出来なかったり、調整出来ても１目盛りの調整幅しかありません。
外れにくくていいのですが、微調整には不向きです。
